『1ヶ月後に会社を辞めたい』
〝突然の退職宣言〟をした従業員について、
考えてみたいと思います。
会社として予想される課題としては、
次のようなことが考えられます。
① 他の従業員への負担増大
② 引継ぎの不徹底
③ 従業員の配置が間に合わない
そこで、御提案があります。
退職の申し出日を変更することです。
退職の申し出日を、退職日の2ヶ月前にする。
具体的には、12月に退職したいのであれば、
10月末までに、退職の申し出をしてもらう。
課題を完全に解決することは出来ませんが、
改善することは可能ではないでしょうか。
そのためには、就業規則を変更すると同時に、
退職日の2ヶ月前に退職の申し出を行うことを
周知徹底すること。
例えば、ボーナス月が7月と12月の会社で、
ボーナス月の退職が予想される場合
5月初旬・10月初旬において、退職の申出日を、
退職日の2ヶ月前にすることを周知徹底する。
〝突然の退職宣言〟に慌てないためにも、
退職の申し出日を就業規則に記載し、
企業文化として定着させることが必要です。